コラム
【トップ対談レポート】みなと銀行×北浜グローバル経営 中小企業支援は“立て直し”から“成長”フェーズへ
中小企業様の成長を支援する総合コンサル会社の北浜グローバル経営は2016年、兵庫県神戸市に本店を構えるみなと銀行様(武市寿一社長)と補助金支援を目的に業務提携を開始しました。
提携後は、兵庫県を中心に105カ店を展開するみなと銀行様のお客さまを弊社にご紹介いただき、中小企業様の補助金申請支援等を実施。時流に即して中小企業支援の在り方やニーズが変化する中、両社の関係性もまた、新たなフェーズへ移ろうとしています。
そこで今回は、今後さらなる支援数の増加を目指すべく、みなと銀行武市寿一社長と弊社代表・前井に、一歩先の未来を見据えた中小企業支援について語り合っていただきました。
本コラムでは、対談時の様子をプレス担当の視点でお伝えしていきます。
両社トップはどんな支援に着目し、何を語ったのか―。
対談の全貌は「月刊金融ジャーナル」2024年3月号にて掲載中です。ぜひ、誌面も併せてご覧ください。
Table of Contents
提携の背景~はじまりは製造業向けものづくり補助金~

みなと銀行様と弊社が提携した当時について、武市社長と前井は次のように振り返っています。
武市:早いもので、提携からもう5年以上ですか。北浜グローバル経営さん(以下、北浜さん)との関係は、当社がものづくり補助金やビジネスマッチングに力を入れていた頃でした。製造業向けにものづくり補助金の申請支援を行う際、北浜さんに勉強会やセミナーをしていただいたのが始まりです。
前井:そうでしたね、覚えています。みなと銀行様への情報共有やお客さま向けのセミナーを通じて関係性の基盤ができていったと感じています。
提携当初の両社の関係性を振り返る中で、武市社長は弊社の“あるところ”が良かったと強調してくださいました。
それが「フットワークの良さと密な情報共有」です。
武市:北浜さんはフットワークの良さが段違いだと感じています。当社では、法人営業店の社員に対し、各種補助金の勉強会を北浜さんに実施していただいています。おかげさまで、補助金関連における過去3年の支援実績は、上昇傾向の推移となりました。
前井:光栄なお言葉をいただきありがとうございます。弊社では、金融機関様との接触頻度を高めることを心がけています。武市社長のお話にもありましたが、勉強会で社員様に対し行政の動向や補助金関連などの情報を共有したり、お客さまにはセミナーでプラスになる情報を提供することで、お客さまの課題に寄り添った支援につながると感じています。
武市社長「お客さまのニーズを優先する支援アプローチが鍵」

情報共有の重要性が前井から語られましたが、多様な課題を抱える中小企業様をサポートする両社は、支援をする上でどのような点に重きを置いているのでしょうか。
対談から浮かび上がったのは「お客さまの成長ニーズに応える姿勢」です。武市社長は「成果を追求するのではなく、お客さまの実際のニーズに焦点をあてた経営支援に力を入れている」とお話ししてくださいました。
武市:支援する上で、お客さまが何を求めているのか、何をやりたいのか、ということを理解し、ニーズを優先したアプローチが重要だと考えています。その点で言うと、当社はまだまだ進化途上です。正直なところ、補助金関連の支援はこれまで、どうしても受け身になっていました。今後、より能動的な支援をしていくために、社員のさらなるスキル向上も必要だと感じています。そこで現在は、各営業店でディスカッションなどを実施し、営業店の担当者一人一人がお客さまの考えを深く理解していける体制作りも行っています。
前井:なるほど、お客さまのニーズを理解する上でも、支援事業や各種補助金の知識が必要になるということですね。事業再構築補助金を例にあげると、現在初回公募から約2年が経っており、公募回数を追うごとに要件が変更されています。社員の皆様は様々な業務を抱えていると思いますので、こうした点においても弊社をご活用いただき、密な情報共有ができる関係になればと感じています。
提携間での密な情報共有が、お客さまのニーズに応える支援につながっている、ということが両者のお話から伝わってきました。
注目の補助金施策~省エネ、脱炭素化、SDGs、DX~

では「お客さまのニーズ」とは、一体どのような内容なのか。対談では、昨今の時流に沿った話題が飛び交いました。
前井:やはり、省エネや脱炭素、SDGsといった取り組みは今後マストになっていくでしょうね。コロナ禍は、中小企業の事業の立て直し措置としてものづくり補助金や事業再構築補助金にスポットが当たりやすかったと言えます。しかし、補助金を活用していた中小企業の多くは現在、成長フェーズに入り、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが顕著になっています。移ろう時代のニーズに対応すべく、様々な補助金活用にもフォーカスしていかなければならないと感じています。
武市:おっしゃる通りですね。兵庫県内の企業は省エネや脱炭素、補助金関連への取り組みに慎重な傾向があります。そこを後押しするということは非常に大事です。脱炭素やSDGsを推進する際、補助金の活用は非常に強い武器になると感じていますし、DXの推進にも注目しています。
今後の展望~顧客支援は立て直しから成長フェーズへ~
省エネや脱炭素、SDGs、DXなどの補助金は、今後さらにお客さまのニーズに応える切り札になると言えるのではないでしょうか。
そんな両社が考える、これからの中小企業支援とは―。
最後に、今後の展望についても語っていただきました。
「中小企業支援は今や立て直しから成長のフェーズに入っている」
前井:現在、補助金を活用していた中小企業が成長し、中堅企業のフェーズに動き出している段階だと感じています。さらに省エネ、脱炭素に関する補助金は昨年よりも増額されていますので、そういった行政の動向にも着目しながら、提携先金融機関様などへの情報共有を行い、成長企業様を伴走支援していきます。
武市:当社では、金融以外の付加価値をどのように強化していくか、ということを大事にしています。補助金にフォーカスすると、世の中の変化は大きいということが分かります。こうした部分を北浜さんに情報を共有いただきながら、「本気で会社を変えていくんだ」という想いで取り組みを考えている成長企業様を、しっかりと支援していきたいです。
まとめ
今回は、みなと銀行様と弊社の対談でのエピソードを一部ご紹介しました。「月刊金融ジャーナル」2024年3月号は、この他、両社のこれまでの取り組みや今後についてなど、盛りだくさんの内容となっております。ぜひ、併せてご覧ください。
弊社では、全国の金融機関様をはじめ商社、メーカー、販売店の企業様と提携・連携し、中小企業支援を実施しています。今後も北浜グローバル経営は、提携先様と協力しながら中小企業のさらなる成長・発展に貢献してまいります。

